来館者からのアンケートより

 こんにちは。スタッフの古宿です。今回はカミオカラボの来館者からいただいたアンケートについて書いてみたいと思います。
 昨年3月27日のオープンから臨時休館となった今月10日までの約1年間に計1145枚のアンケートが寄せられました。内容は、性別や年齢、住所など基本的なお客様情報をお聞きするのに加え、同行者、来館回数、来場されたきっかけ、交通手段、スタッフ対応の評価、良かった展示コンテンツについて項目ごとに記入していただくなど多岐にわたっています。もちろん、ご意見や要望ご感想などの自由記述欄もあります。
 詳細な分析はこれからですが、集計の結果、幼児からお年寄りまで幅広い年代の方にお越しいただいている一方で、岐阜県内と富山、愛知など隣県からの来館者が全体の半数を占めていることが分かりました。
 カミオカラボが道の駅内にあることから、交通手段の9割近くが自家用車を利用。来場されたきっかけも「通りすがり」が約3割と最も多かったです。きっかけについては、ネットや雑誌、知人からの口コミで当館を訪れたという方もありますが、まだまだPR不足だと感じています。
 展示コンテンツについては、大型スクリーンによるワンダーシップ上映、光電子増倍管コーナー、「神岡鉱山は世界最先端の研究拠点」といった硬派系と、ニュートリノの大きさや特徴、観測方法などをゲームで体感する軟派系があり、双方ともバランスよく支持されているようです。
 自由記述のご要望では、「ワンダーシップを見ているときに周りの音が気になった」「展示物をもっと増やせるといいですね」「素粒子の大きさを視覚的に紹介したら良いのでは」「持ち帰り資料があったらいい」など多数の貴重な意見をいただきました。
 アンケートへのご協力に心から感謝しつつ、改善に努めていきたいと思います。