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今週末、YouTube Liveやります。

 こんにちは。高知尾です。書き手の順番が少しスイッチしていますが、4周目となるスタッフリレーブログです。

 昨年は異例の超大型連休でしたが、今年もまた違った意味で異例の連休となってしまいました。でも自宅にいるからには、楽しく過ごしたいですね。

 科学に興味がある方は(ない方でも!)カミオカラボが5月2日に配信するYouTube Liveイベントへの参加なんていかがでしょうか。

 4月16日に国際的な学術雑誌「ネイチャー」に掲載されたT2K(ティーツーケー)実験グループによるニュートリノについての最新成果を、研究者の方に直接解説頂く貴重な機会です。詳しくは、下のリンクをご参照ください。

https://www.city.hida.gifu.jp/site/kamiokalab/20135.html

 ニュートリノは人間の身長の1億分の1の1億分の1の、さらに1億分の1というものすご〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜く小さな粒子です(0が24個を〜が24個で表現してみました。さして意味はない)。でも、それをつぶさに観察することで私達が住む広大な宇宙に関することがわかってくるかもと聞くと、とっても不思議な気がしてきませんか?

 ミクロな世界と宇宙スケールの大きな世界が密接な関係にあることは、下の図のような「ウロボロスの蛇」に例えてよく表現されます。ウロボロスの蛇は、自らの尻尾を噛むことで始まりや終わりがない輪っかの形をしています。古代から宗教や神話、錬金術などで「循環性」や「永続性」の象徴として使われていたそうです。

 下の図では蛇の頭から尻尾に向かうにつれて、銀河、恒星、太陽系、地球、山、人間、細胞、ウィルス、原子、原子核、ニュートリノ、と段々と小さな世界になっています。しかしながら、蛇の尻尾は再び最も大きい宇宙へとつながっています。

 今回のお話も、ニュートリノが持っている性質が、現在の宇宙の姿に大きな影響を与えたかもしれないというちょっと不思議なお話です。

ウロボロスの蛇

 本企画は飛騨市民と飛騨ファンクラブの方を主な対象とした企画ですが、もちろん飛騨市で行われている研究に少しでも興味のある方はどなたでもご覧頂くことができます。

 YouTubeチャンネルへのリンクも張っておきますので、ぜひ5月2日13時にお会いしましょう。

https://www.youtube.com/c/kamiokalab