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干し柿を作りました

   こんにちは!
 本日は佐古が担当させていただきます。
 「タイヤ替えた?」があいさつ言葉のように飛び交う神岡です。来週からは寒波到来の予報、いよいよ冬将軍がやってきそうです。休みの日には、スコップなどの除雪道具を倉庫から出したり雪がくっつかないようにワックススプレーをかけたりしたところです。

 前回のブログ「深まりゆく秋」で紹介した「朝とれ野菜産直市」。そこで購入した渋柿で、干し柿づくりに初挑戦しました。ただ皮をむいて干せば干し柿になるのかと思っていましたが、ネットで調べるとカビが発生しないための下準備なども必要なことがわかりました。干す前に、大きな鍋で沸かした熱湯にさっと通すと良いそうです。
 
 検索した作り方では干し柿にカビが発生しないよう焼酎をスプレーするとありましたが、下戸な家族ばかりの我が家には焼酎がありません。料理酒ではだめだしと思案していたところ、これまた、今年干し柿づくりに初挑戦するという友人が、35度のホワイトリカーを購入したからと分けてくれました。色や形などどのような状態になったら完成なのかと不安を口にしたら、毎年作っているという親切な職場の同僚が、完成品を持ってきてくれました。消毒にはウオッカ(アルコール 40度)を使ったそうです。お洒落ですね。いただいた見本を早速味わったところ、柔らかくてなんと甘いことか。お手本のように出来上がることを願い、雨の日は部屋の中に取り込んだり使い捨て手袋をはめて「おいしくなあれ!」と優しくもんだりすること十日余り。

 家族が帰省した時、ベランダにつるされた干し柿を見て「食べてみたいなあ。」と一言。その言葉待っていましたとばかりに、早速試食タイム。「あまくておいしい!」「もらって帰っていい?」何よりの誉め言葉です。作った甲斐がありました。

干し柿3

追伸 渋柿から作るのに干し柿はなぜ甘いのか
 渋みの原因は、水溶性のタンニン。水溶性のため、口に入れると唾液に溶けて強い渋みを感じる。干し柿に含まれるタンニンは不溶性。唾液に溶けないので渋みを感じることなく、柿本来の甘さを感じることができる。
 干し柿が甘くなるのは、渋柿の水溶性タンニンが不溶性に変化したためである。


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