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おかえりなさい!カプセル!

いしばし です。

とうとう、はやぶさ2のカプセルが返ってきます!そして、はやぶさ2は新たな探査に向け旅立ちます!

まだ、精細な制御が求められ、今日26日もTCM-3と言う”ウーメラに向けての軌道変更”がおこなわれました。今までのパーフェクトな運用を考えると、オーストラリアのウーメラ砂漠に無事に着地してくれると信じています(祈り)。

すでに、回収チームの第1陣は、JAL8823便で 11月2日にオーストラリア・アデレードへ向かいましたが、JALのとても粋な計らいですね~。

2014年12月3日:打ち上げ
2018年6月27日:リュウグウとランデブー
2019年2月22日、7月11日:軟着陸し、サンプル採取
2019年11月13日:リュウグウ出発
2020年12月5日:はやぶさ2:カプセル離脱・軌道変更
2020年12月6日:カプセル帰還

いよいよ、12月5日に高度290Kmまで接近し、カプセルは切り離され、その後、大気圏に突入し、1万度の高熱に耐え、オーストラリアのウーメラ砂漠に着地します。そして、はやぶさ2は新な目標の小惑星【1998KY26】に接近探査する予定です。到着は10年後の2031年7月です。まだ、だいぶん先なのですが…。イオンエンジンの燃料がまだまだそんなに残っているなんて!?

ところで、サンプルを採取する前に、金属板を打ち出してクレーター【おむすびころりんクレーター】を作りました。この実験はここ飛騨市神岡町で行われました。プチ自慢!

あと10日あまり。帰還した時には“長の旅、お疲れさまでした”と迎えたいと思っています!!!