こんにちは！飛騨市神岡町では昨日、街中でも５ｃｍほどの雪が積もりました。とうとう冬突入。ため息～。

前回に続き、カミオカラボに寄せられた質問にお答えしたいと思います。今回は宇宙編です。

Q:うちゅうにはどんなほしがあるんですか？　BY　かのさん

A:大きく分けて6種類の星があります。
　　恒星　　自分で光っている星（太陽やシリウスのような星）
　　惑星　　自分では光っていなくて、恒星のまわりをまわっている星

　　　　　　（地球や土星など）
　　準惑星　恒星の周りを回っているが小さい（冥王星―月より小さい）
　　衛星　　惑星の周りをまわっている星（地球の月・木星のイオなど）。
　　　　　　ちなみに水星と金星には衛星がありません。
　　小天体　太陽の周りをまわっている惑星・準惑星・衛星をのぞいた星
　　　　　　　 小天体でガスを出していない星は、小惑星といいます。

Q:うちゅうにはどれくらいほしがあるんですか？　BYかのさん

A:身近なところから見ていきましょう。　太陽系には5000個の天体（小惑星も含む）があります。天の川銀河に太陽系と同じ天体が、2000億個あるそうです。それでは、銀河がどれだけあるかというと、　数千億個。
つまり、5０００ｘ2000億ｘ数千億　の天体があることになるようです。
ちなみに、肉眼で見える6等星以上の星は　約８６００個です。

Q:もうすぐベテルギウスが超新星ばくはつを起こす可能性があるとか？
　地球にはどんな影響ありますか？BYこねこばすさん

A:2019年の後半から“ベテルギウスが爆発する！”と言うことがよく話題になりました。赤色超巨星のベテルギウスが今までにないくらい暗くなったためでした。2021年2月に東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構が詳細な分析の結果を発表しました。それによると、１．ベテルギウスの脈動は約185日と約400日の二つの周期がある。　２．脈動の動きに合わせ大量のチリは放出された。この二つの原因により、大幅な減光が観測された、とのことです。実際の爆発までは10万年に時間があるとも、発表されました。ほっ。

地球への影響ですが、一番影響の大きい「ロング・ガンマ・バースト」ですが、ベテルギウスの自転が地球から20度ずれているので、直撃はないと予想されています。