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深まりゆく秋

   こんにちは!
 本日の担当は佐古です。
 神岡と古川を結ぶ標高872㍍の神原峠が紅葉の見ごろを迎え、いよいよ秋も深まってまいりました。行楽シーズンに入り、来館者にはトレッキング姿の方も多く見られるようになりました。
 「〇〇の秋」……ブログ読者の皆様は、どのような秋をお楽しみでしょうか。ワタクシは、もちろん「食欲の秋」!キノコ、果物、根菜など新鮮な味を楽しんでいます。今日は、通勤の途中にいつも利用している朝市を紹介いたします。

 道の駅スカイドームに入りすぐ左手に木造の建物が見えてきます。木の板に「朝とれ野菜直売所」の文字が白く浮き出て、雰囲気のある朝市となっています。先日は、昼休みに葉つき大根や里芋を求めて調理しておき、夕餉の総菜にして旬を味わいました。朝とれ新鮮野菜のため大変人気があり、連休やお盆になるとレジへの長い行列ができるほどです。

 今は、どのような品物が並んでいるのでしょうか。買い物の折にゆっくりと眺めてみました。(11月3日現在)
 野菜では、大根・里芋・蕪(赤、白)・ねぎ・かぼちゃ・トマト・白菜・パプリカ・ピーマン・セロリ・オータムポエム・ヤーコン・春菊。
 果物では、渋柿(干し柿用)。
 山野草では、トクサ・吉兆草・フタバアオイ・岩チドリ・スギゴケ・ツワブキ・八角・ヤブコウジ。
 飛騨ならではの品として、姫だけの子の水煮缶・干しぜんまい・寒干し大根・朴葉(乾燥したもので味噌を焼くときに使用)・もみ殻燻炭(土壌改良などに使用)
 その他、米、タカノツメ入り米ぬか、季節の花や工芸品(拭きうるしの作品や土人形、布草履など)も販売してあります。

 いつもはさっと見て購入するだけなのですが、丹念に見ているとチャレンジしてみようかという気持ちがわいてきました。その一つが、干し柿づくりです。この季節になると、軒下に柿をつるしてある家がちらほらあります。棚に並んでいる渋柿を目の前にして、今年は干し柿を作ってみようという気になりました。一つ一つ縛らなくても、干し野菜用ネットでも簡単にできそうです。早速買い求めました。暮れに帰郷した家族に、「私の手作りよ!」と自慢してお茶うけにできたらいいなあと、気持ちがうきうきしてきました。
 
 7日には立冬を迎えます。奥飛騨は、雪の少ない冬が2年続きました。今年は例年並みの降雪量だと報道されています。除雪道具を見直さなくてはと思っています。皆様、どうぞお元気でお過ごしください。