東京に思いを寄せて

春になると思いだす和歌があります。
「七重八重 花は咲けども山吹の 実の一つだになきぞあやしき」

江戸城を築城した太田道灌が若き日に、不意の雨に会い、蓑を借りるためある小屋に入ったところ、
若い女が山吹の花の一枝を差し出した。
道灌は怒って帰ってしまうのだが、後に山吹には上記の歌の意味が託されていたのを知り、
自分の無学を恥じたという有名な話(都民にとっては)。

いまでも東京の小学校ではこの話を教えているのだろうか?
来春には、東京をはじめ全国で心安らかに山吹をめでることができるように!!