星のソムリエ資格を取得しました
ニュートリノ!サイエンスコミュニケーターの高知尾です。
「ソムリエ」といえば、ワインに関する豊富な知識を有し、日々の管理やお客さんから注文された料理・要望に応じて相応しい種類を提供することができる人のことですね。
一方、「星のソムリエ(星空案内人)」という資格制度があります。その日の季節や時間帯、天候、参加者に応じて星を案内することを目的としています。取得するには、星や星座に関する知識、望遠鏡の操作方法、観望会の開催方法などを学び、筆記と実技の試験で合格する必要があります。
私も昨年夏に星のソムリエの取得に挑戦し、先日(なんとか!)認定証をいただくことができました。
普段の業務では、宇宙物理学やその魅力を伝えているのですが、実は望遠鏡を本格的に自分で操作したことはありませんでした。そこで、これを機にカミオカラボで保管している望遠鏡を夜な夜な引っ張り出し、操作方法を練習しました。
今では夜に空を見上げると、星同士が以前よりも自然とつながってくるようになりました。寒く乾いた夜空が楽しみになりました。
(カミオカラボ裏から撮影した夏の夜空。アンドロメダ銀河が見つかりますか?)
さて、ワインの話題が出たのでカミオカラボがある道の駅スカイドーム・神岡の売店で販売している商品をひとつご紹介します。
「音響熟成ワイン SUPER-KAMIOKANDE」です。
これは、なんとスーパーカミオカンデがある地下1000mの静寂な空間で音楽を聞かせて熟成させたワインなのです。
味に対してどのように効果があるか具体的なことはわかりませんが、ワインの熟成環境に振動が重要であることは確かそうです。良かったら、試してみてはいかがでしょうか。
アンドロメダ銀河はどこだ?の答え