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アクティブ・ブック・ダイアログに参加して

こんにちは。高知尾です。今日から3周目となります。

前々回はオンライン飲み会について書きました。

しかし健康のことを考えると、毎回飲み会というわけにもいきません。

そこでご紹介したいのが、先日知人の紹介により体験させて頂いた「アクティブ・ブック・ダイアログ(=ABD)」です。

簡単に言うと一冊の本を複数人で協力して読むワークショップで、竹ノ内壮太郎氏によって開発された新しい読書法です。

流れとしては、まず自分が割り振られた章を読み込み、4分割にされた1枚の紙にまとめます。その後、3分間で順番に発表し、最後に疑問点などを議論します。

この手法のメリットは短時間で一冊の本を読めるということ、そしてインプットとアウトプットを繰り返すことでより深く読み込めることです。

本来は対面で集まって行うのですが、今回はオンラインのテレビ会議を活用して行いました。

題材となった本は、筧裕介氏による「持続可能な地域のつくり方」でした。地域の持続可能性を「サイエンス」の視点から言語化し、各地域に共通して存在し得る負のループやその中の勘所を暴いていくという内容でした。

今回の参加者は7人だったのですが、面白かったのは東京、山形、福島、富山、岐阜と様々なところから集まったことです。テーマが「地域の持続可能性」だったということもあり、非常に多様な視点が得られたことはオンラインで開催したことの大きなメリットだったと思います。

まだしばらくは外出自粛の日々が続きそうですが、オンラインABDでは毎回異なる本を題材とすることで持続的に集まって会話をする動機になりそうです。

みなさんもぜひ、おうち生活を楽しむためのレパートリーに加えてみてはいかがですか?